当事務所は、交通事故後遺障害等級認定に特化し、キャリア20年以上の行政書士、国立病院出身、元厚生労働技官専門スタッフが適正な等級獲得の支援を行います。
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昨日は親孝行な青年が、母親の件で相談にこられました。
母親と言っても70歳くらいで、良いおばあちゃんです。
傷病は、大腿骨骨幹部骨折おばあちゃんは終始もの静かで
現在の症状は、立つ時が痺れる、階段がのぼれないとの事病院からは
症状固定前にもかかわらず治療中止の様子です。
そして杖をつかないと立ち上がれないようになって
大腿骨に髄内釘挿入されているとの事でした。
ひととおり相談終えて杖をついて帰るおばあちゃんの後ろ姿
を見てふと思い出したのが、カルテを 出さない医院に通院して
痛い目にあった青年の後ろ姿でした。
大腿骨骨幹部骨折は顆部、頚部と比較すると大腿骨の骨折の中で後遺障害
を残さない骨折です。なので病院からはもういいだろうと症状固定日前に
中止されたものと推測します。
へたをすると後遺障害も認定されないまま修了、財閥保険会社の思うとおり
の結末えを迎えることもありえます。
髄内釘はズレて折れた大腿骨をもとにつなぐための骨の中心に入れる金具
と理解してください。
昨日は、くも膜下出血の方がこらましたので、くも膜下出血の話です。
脳は外側から、硬膜、くも膜、軟膜の三層の膜で覆われています。
外傷性くも膜下出血は、くも膜の下に出血が起きた場合の傷病名です。
傷病は、出血の範囲出血による脳の圧迫の状態により異なりますが、
重篤な例では受傷当時から意識障害をともないます。
そして高次脳機能障害の等級認定の可能性のある傷病名です。
高次脳機能障害は1級1号から9級10号まであり介護状態から
就労可能な職種の範囲が相当程度に制限されるものまであります。
事故当初の意識レベルはJCS(日本のスケール)、GCS(国際的
に使用されるスケール)で判定するがあります。
ちなみに、軽度意識障害はJCSは2桁~1桁、GCSは13点~14点
となります。
こんな保険会社あります
いまどき、びっくりです。そこそこ大手の保険会社、確か昔、石原軍団が
テレビ宣伝してました。
なんと自賠責金額より低い後遺障害の提示をしてきました。
しかも14等級にて
自賠が75万円それよりも低い金額です。見てビックりその昔
弁護士が自賠責が過払いですなんて書いてきているのは見たこと
ありましたが、これにも驚きましたが、今の時代の話です。
いくら震災で資産が減るとは言ってもナンセンス何も知らない被害者
はそのまま示談するとでも思っているのでしょうか、ものすごく疑問ですが
現実の話です。
被害者はますます等級取れにくいよう、賠償額が下がるよう
遠回しに誘導するそんなテクニックに磨きがかかる、磨きを
かけるそんな時代になりつつあるもでしょうか。
ということはますます我々の出番が増えるそんな時代が到来しつつ
あるのでしょうか。
よく、女性は生命力があると言われますが、まさに交通事故を
扱っていると時々そう感じます。
外傷性くも膜下出血、眼窩底骨折、気脳症など重篤で通常かなりの後遺障害を
残します。 同じ傷病名でも男性は、あちこち、後遺後遺症が残り障害を
追いかけるのが大変ですが、女性はなぜだか後遺症が少ないこれは、神
のみが知るのかわかりませんが、時々感じます。
男性は重篤な傷病名だとそれなりに障害を残し一つ一つ追いかける事に
なっていきます。男は弱い?生物の世界でも雄は弱い?
笑い事ではありませんが、
しかし、傷病で比較的軽い、頸椎捻挫、外傷性頚部症候群、鞭打ち傷など
は女性に多く治療期間も長期化の傾向があります。頸椎は女性の方が
細く、障害を負いやすいのだと時々医師は言います。
また生活上の支障も多くあり家事がけっこう困っているのが特徴です。
傷病名 脳挫傷
この記載があると要注意となります。
当然ながら高次脳機能障害の検討に入らなければなりません。
それと同時に、他の機能障害の検討も入らないといけないのです。
この障害の一番の困るところは、本人の自覚が無いことこれにつきます。
なんせ、本人は正常のつもり、正常でありたいという願望も含めて。
しかし、プロは同情では解決しません。本人に自覚がない場合は自覚
していただくか、家族に注意していただくか、こちらが注意して傷病を
追いかけることになります。
事務所に入る時の歩き方、鉛筆の持ち方、字の書き方、雰囲気、
言葉の使い方、暑い、寒い、お金の事、降りたバス停などすべてに
注意を払い話しを進めなければなりません。なんせ本人は、自分は
普通の人と同じようにできると思い込んでいるのです。
極端に言えば、普通に何でもできる、できないでしょといえば、親子
であれば喧嘩の一歩手前もあるはずです。
最悪はできると言うもんだから保険会社はもう治療は終了の方向で考えて
いますなんて言い出す事もあるくらいです。
次回も高次脳機能障害でいきます。
高次脳機能障害は
①意志疎通能力
職場で意志疎通が図れない
②問題解決能力
課題を与えられても手順通りに仕事を進めることができない
③持続力・持久力
作業に取り組んでも作業へ集中できない、持続する事ができない
④社会適合性
たいした理由も無く突然感情を爆発させるなど
この4つの能力が失われる事により障害の認定基準となります。
具体的には、日常生活状況報告書を家族の方に書いていただきそこから
が後遺障害(高次脳機能障害)のスタートとなるのです。
脳神経外科のDrからも神経系統の医学的所見を書いてもらうのですが、
ほとんどのDrは、書くのがお好きでなくまた、常時被害者を見ることが
実際上はできないので所見や意見書を書いて頂くとき注意が必要です。
なにで脳神経外科のDrは明けても、暮れても手術で多忙な日々を送って
いますので、とてもとても被害者1人1人に充分な書類を書いてあげるのは
困難な日々を送っているのです。
なので丁重にお願いしなければならないのです。
なので被害者自信が、Drが書類を書きやすい環境を整える
必要があるのです。
これにより適正な状況がDrに伝わりキッチリした意見書ができあがり
ます。
本日の西日本新聞で高次脳機能障害を考えるシンポジウムが大牟田市
で開催されたとの事です。高次脳機能障害の出発点でもある炭鉱の町
ならでと思います。
このシンポジウムも高次脳機能障害は、弁護士が障害に立証のむじかしさ
を訴えているとの事です。確かに立証には難しい点が多々あります。
やはり一番のハードルは医療の知識、医師の壁、医療施設の壁など
多くあります。家族の壁、本人の壁、外野の壁うまくクリアしていく必要
があります。
高次脳機能障害はてんかんの発作も伴うことがあります。
てんかんは、反復するてんかん発作を主症状とする慢性
の脳障害でありそのてんかんの発作とは大脳のある部分
の神経細胞が発作性に異常に過剰な活動を起こし、これが
ある程度広範囲な領域神経細胞を巻き込んで、一斉に興奮
状態に入った場合に生ずる運動感覚、自律神経または精神など
の機能の一過性の異常状態の事です。
てんかんの診断には発作の型の特定や脳波検査が重要で、
MRI,CT等の画像診断は発作の原因を判断するのに有用と
なります。
昨日は、行政書士しての責務でもあり支部長としての最後ご奉公として
福岡県行政書士会の定時総会へ出かけました。
13時~19時まで定時総会で議論を戦わせました。途中休憩はありまし
たがもうヘトヘトでした。我が支部の7人のサムライ達は、ひるむ事なく
動議、質疑、質疑、に動議を提出し、おそらく福岡県行政書士会の歴史
に残る定時総会となったと思います。そして我が支部の良識が認められ
る事になりました。
これにより私の公務はひと段落ですよって交通事故の業務の研鑽を積む
環境が整いました。今は40代できるだけ多くの被害者を救済するため頑
張りたいと思って います。
医師と患者の関係はどうしても医師の方が強い。
普通はお客さんとお店ではお客さんの方が立場が上ですが
逆のようです。
頸椎捻挫程度だとで痛みや痺れが続いているにも関わらず医師は保険
会社から治療費が払われていると早めに終了しようとします。
医師は保険会社から面談だの医療照会をかなり嫌っているようです。
それも分からないではありませんが、画像などの所見が出ないとやはり
本人の自覚症状のみではやり辛いようです。
しかし、2ヶ月に1回くらいスパーリングテストなどを行って律儀に診断書
に書いてくれる医師もいます。こうしてもらえると、私もたいへんやりやすく、
後遺障害の認定まで導きやすくなります。
忘れてならないのが、自覚症状の訴えをきちんとする事です。
医師はこれで治療を考えたり、診断書を書いたりしますので、
大変重要な事です。時々やせ我慢して少なめに言う人もいますが、
分かりづらくなってしまいます。
こんな医師がいます。経過の診断書に「症状固定説得中」と書く医師がいます。
何でなのですかね~ 患者さんは詐病とでも言いたいのですかね~書かれた方はた
まりませんね。こんな診断書を見ると目が丸々になります。色んな医師がいるものです。
誰に説得中とアピールしたいのでしょうか、保険会社にアピールしたいのでしょうか、
誰にアピールしているのでしょうか、患者さんは、痺れや、痛みが残っているのに
イヤハヤとんで何を考えて治療しているか 疑いたくなりますね。
きっと書かれた患者さんはこの医師は保険会社にアピールしていると思うにちがい
ありません。鈍感な私が思うのですから。
いちばん良いのは患者、被害者の方を向いている医師にかからなければ、患者は
本当に大変になります。
また、こんな医師もいます。頚椎捻挫で後遺障害は無いと豪語される医師通院は5ヶ月程度
させるものの、後遺障害診断書は痺れ、痛みが少し残っても他覚的所見何もなし 。
後遺障害診断書見たとたんこちらも戦意喪失 依頼者も喪失チャンチャンで終了です。
しかし、こんなビックリするような被害者の方を向かない医師は少数派です。きちんと
被害者の方を向いている医師の方が多いというのも事実できちんと治療、リハビリを
行い、後遺障害診断書の補足を自らしてくれる医師もいます。本当に色んな医師がい
るものです。
ある意味幅の広い世界ですね。
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